建設業のホームページ制作。施工実績と採用を、山梨の実例で分ける。
建設工事は国の区分で29種類、山梨・山中湖村の富士建設のサイトは7つの工事を事業内容にまとめ、施工実績と採用情報を別の入口にしています。建設業のホームページで迷う「現場写真と完成写真の分け方」「採用情報の項目」を、この公開事例と国土交通省の区分で整理します。
無料の準備シートを見る ↓発注者と求職者に、
別の入口を用意します。
建設会社のホームページには、工事を頼みたい発注者と、働く先を探す求職者が訪れます。求める情報が違うため、入口を分けます。富士建設(山梨県山中湖村)のサイトは、メニューが「私たちについて/事業内容/施工実績/会社概要/採用情報/お問い合わせ」の6つで、工事と採用のどちらの相談にもつながる構成です。富士建設(公式)
| 訪れる人 | 先に見たいもの → 置く場所 |
|---|---|
| 工事を頼みたい人 | 対応できる工事と現場の写真 → 事業内容。完成した建物・施設 → 施工実績 |
| 働きたい人 | 仕事内容・資格・待遇 → 採用情報 |
| どちらの人も | 所在地・対応地域・許可・連絡先 → 会社概要、お問い合わせ |
VONDSはこの事例で情報設計・デザイン・サイト実装を担当し、トップページの構成、提供写真の工種別整理と施工実績の構成、会社・採用情報の整理、問い合わせフォームとスマートフォン表示、本番公開と表示・動作の確認を行いました。工程の記録は制作事例:富士建設にあります。本記事では、その事例から業種全体に使える決め方だけを取り出します。
現場の仕事と、
完成した実績を分けます。
写真の見せ方で先に決めることは1つです。作業中の現場と、完成した建物・施設を、同じ一覧に混ぜるかどうか。富士建設のサイトでは「現場の仕事と完成した実績を分け」、事業内容に工種と現場写真の組み合わせを、施工実績に完成した建物・施設の紹介を置いています。制作事例の記載
| 7つの工事 | 現場写真で示すもの(整理例) |
|---|---|
| 土木工事 | 道路・河川など作業中の現場 |
| 建築工事 | 建て方から仕上げまでの工程 |
| 造成工事 | 整地の前後の地形 |
| 外構工事 | 門・塀・駐車場の仕上がり |
| 舗装工事 | 施工中の路面と完成した面 |
| 伐採工事 | 伐採の前後の敷地 |
| 解体工事 | 養生の様子と更地 |
事業内容の7つの工事は、土木工事・建築工事・造成工事・外構工事・舗装工事・伐採工事・解体工事です。工種ごとに現場写真を1枚以上そろえると、発注者は自社の依頼に近い工事を写真で確かめられます。施工実績は公開時点で11件です(確認日2026年9月30日)。件数を増やす前に、各実績に「どの工事か」が分かる一文を添えると、事業内容の工種と対応づけて読めます。
許可と工種は、
国の区分どおりに書きます。
建設工事は、国土交通省の区分で土木一式工事と建築一式工事の2つの一式工事と、27の専門工事の計29種類に分けられ、許可は工事の種類ごとに受けます。事業内容に工種を書くときは、この区分名と自社の許可の範囲を照らし合わせます。国土交通省「建設業の許可とは」
許可が要らない「軽微な建設工事」は、建築一式工事では1件の請負代金が1,500万円未満の工事または延べ面積150㎡未満の木造住宅工事、その他の工事では500万円未満の工事です(令和7年2月1日からの基準)。また、発注者から直接請け負う1件の工事で5,000万円(建築工事業は8,000万円)以上の下請契約を結ぶかどうかで、一般建設業と特定建設業に分かれます。
| 会社概要に載せる許可情報 | 書き方の確認 |
|---|---|
| 許可の種類 | 一般建設業か特定建設業かを、許可通知書の表記どおりに書く |
| 許可業種 | 29種類の区分名どおりに書く。許可を受けていない工種は事業内容に載せない |
| 許可番号・有効期限 | 番号と期限を書き、更新のたびにサイトも直す |
| 軽微な工事のみの場合 | 許可が無いことを隠さず、対応できる工事の範囲を金額の線とともに書く |
採用情報は、
5つの項目で迷いを減らします。
富士建設の採用情報は、「富士北麓の景色を、仕事の誇りに。」の見出しの下に、仕事内容・資格・収入・待遇・求人情報・会社の日常の5項目が並びます(確認日2026年9月30日)。採用ページに置く内容は、この5項目を出発点にすると整理しやすくなります。富士建設(公式)
| 項目 | 書くこと → 用意するもの |
|---|---|
| 仕事内容 | 1日の流れと担当する工種 → 現場写真、担当者の言葉 |
| 資格 | 必要な資格と取得支援の有無 → 会社の制度 |
| 収入・待遇 | 給与の形と休日 → 就業規則との照合 |
| 求人情報 | 募集職種と応募方法 → 求人媒体の掲載内容と一致させる |
| 会社の日常 | 現場以外の様子 → 撮影許可を得た写真 |
採用と工事の相談は、同じお問い合わせに届いても用件が違います。フォームの項目や電話の案内で「工事のご相談」「採用のご応募」を分けて受けると、返信の担当を決めやすくなります。
発注前に、写真と情報を
この1枚で整理します。
制作前にそろえるのは、写真・工種・会社情報・採用条件の4つです。富士建設の事例では、提供写真の工種別整理と施工実績の構成、会社・採用情報の整理がVONDSの担当範囲に含まれています。自社で用意するものと、制作会社と整理するものを分けておくと、見積もりの範囲も決めやすくなります。
| 準備項目 | 自社で用意 → 制作会社と整理 |
|---|---|
| 現場写真 | 工種ごとに分けて渡す → 掲載順と見せ方 |
| 完成写真 | 施工実績の候補と工事名 → 掲載許可の確認 |
| 会社情報 | 許可・所在地・対応地域・連絡先 → 会社概要の構成 |
| 採用条件 | 5項目の内容 → 求人情報との一致確認 |
VONDSの制作費はライト298,000円〜/スタンダード400,000円〜/集客特化600,000円〜(税別)で、制作費とは別にSEO継続サポート(通常月額10,000円〜・税別)が必須、ドメイン・サーバー費用は別途です。範囲と進め方はホームページ制作の内容・費用に、費用の考え方は費用ガイドに、発注から運用までの流れは発注・運用ガイドにまとめています。
迷いやすい3点を、
もう一度確かめます。
| 疑問 | 答えと理由 |
|---|---|
| 施工実績は何件あれば足りますか? | 件数の基準は決められません。富士建設の公開事例は11件です。先に決めるのは、現場の仕事(事業内容)と完成した実績(施工実績)を分けることです。 |
| 求人サイトに載せていれば、採用ページは不要ですか? | 求人サイトの内容と一致させたうえで、仕事内容や会社の日常など、自社でしか書けない項目を自社サイトに置きます。応募前に見る先が1つ増えます。 |
| 工種は多く書くほど良いですか? | 許可を受けた工種の範囲で、写真で示せるものを載せます。名称は国の29種類の区分と照らし合わせます。 |
今日の一歩は、手元の写真を工種ごとに分けることです。3つでも7つでも、分けた工種の数がそのまま事業内容の骨組みになります。
制作の内容と料金は山梨のホームページ制作の案内をご覧ください。
