VONDS JOURNAL / SEO対策

E-E-A-TをSEOで示す実務ガイド|経験・専門性・権威性・信頼性の証拠の整え方

経験・専門性・信頼の証拠をSEOで示したい。
考え方と手順を、実務につなげるために。

掲載情報を確認して整える手順

掲載情報を確認して整える手順現状を集める:掲載中の情報を一覧化。必要項目を決める:業務と読者の疑問を確認。事実を照合:運営者と根拠を確認。掲載を整える:情報と問い合わせ先を修正。見直しを決める:担当と更新条件を記録01現状を集める掲載中の情報を一覧化02必要項目を決める業務と読者の疑問を確認03事実を照合運営者と根拠を確認04掲載を整える情報と問い合わせ先を修正05見直しを決める担当と更新条件を記録
HTTPSやフォームの安全性は、公開情報の事実確認と並行して点検します。

E-E-A-Tは、経験・専門性・権威性・信頼性の証拠を点検する考え方です。この記事では、自社サイトで示せる情報、担当者が確認する内容、著者や監修者の示し方、現場の記録を記事にする手順を整理しました。プロフィールの項目数や固定期間で順位を上げる方法ではなく、読者が根拠を確かめられる状態を作るための実務ガイドです。

各表は証拠と確認作業の対応、工程図は担当者が進める手順を示します。自社が実際に確認・公開できる情報を選んでください。

計画や条件を整理するために書面を確認する二人の手元
目的と依頼する範囲を、関係する担当者でそろえます。(イメージ写真)写真:Olena Kholina / Unsplash
この記事でわかること 全8テーマ
  1. 01E-E-A-Tの意味と確認する証拠
  2. 02Experience追加の背景と一次体験の示し方
  3. 03Trustworthiness(信頼性)の実装ステップ
  4. 04Expertise(専門性)の証明|資格・経歴・実績の見せ方
  5. 05Authoritativeness(権威性)の構築|外部評価の積み上げ方
  6. 06Experience(経験)を可視化する5つの手法
  7. 07E-E-A-T運用で避けるべき5つのミス
  8. 08E-E-A-T改善のロードマップと記録・照合の実務

01E-E-A-Tの意味と確認する証拠

E-E-A-Tは経験・専門性・権威性・信頼性を点検する考え方です。直接の単独順位要因ではなく、公開情報を誰が、どんな根拠で伝えているかを確かめるために使います。

Googleは、読者への有用性・独自性・経験や根拠・著者情報を点検する考え方を示しており、E-E-A-Tは直接の順位要因ではなく、優先する文字数の設定もないと説明しています。 出典:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル  |  Documentation  |  Google for Developers

E-E-A-T 4要素の意味と自社で示せる証拠の違い
要素意味自社サイトで示せる証拠の例
Experience(経験)商品・サービスを実際に使った、その場所に行ったという一次体験独自写真・動画、購入・施工の記録、顧客の生の声
Expertise(専門性)題材に必要な知識や技能関連する知識・経歴・資格・担当経験を示します。
Authoritativeness(権威性)その分野で信頼できる情報源として認識されているか関連する分野の紹介、寄稿、引用の文脈を確認します。
Trustworthiness(信頼性)正確さ、誠実さ、安全性などを含む中心的な観点運営者情報の開示、SSL化、引用元の明示
YMYL領域かどうかで変わる確認の厳しさ
領域担当者が確認すること
YMYL医療・健康・金融・法律・安全健康・安全・生活への影響に応じ、根拠の信頼性と確認する専門家を決めます。
YMYL以外一般商品紹介・社内ノウハウ題材に必要な知識・経験と根拠があるかを確認します。

02Experience追加の背景と一次体験の示し方

Experienceは題材についての実体験を示す観点です。企業規模に優劣をつけず、その現場で何を観察し、判断したかを記録します。

AI生成だけの内容と一次体験を含む内容の違い
比較軸一般論の再構成のみ一次体験を含む内容
情報の出どころ公開情報の組み合わせが中心自社でしか得られない記録・観察
画像・動画ストック素材が中心自社で撮影した現場写真・動画
差別化のしやすさ他記事と似通いやすい体験固有の詳細で区別できる
体験を可視化する要素と準備するもの
要素具体例担当者の作業
独自の写真施工前後・商品使用の場面撮影基準を決め、許可を取って掲載する
購入・施工の記録購入履歴や作業記録の写し個人情報を匿名化して掲載可否を確認する
現場の動画サービス提供の裏側撮影・編集の担当と公開手順を決める
顧客の生の声アンケート回答・感想本人の掲載同意を取得する

03Trustworthiness(信頼性)の実装ステップ

掲載情報の正確さと、利用者が運営実態を確かめられる状態を整えます。規約や取引条件の表示は、自社の業務に必要な内容を確認して決めます。

画面の構成と操作を整理する手描きのワイヤーフレーム
運営者や根拠へ進める情報の配置を考えます。(イメージ写真)写真:Compagnons / Unsplash
開発・運用担当が点検する技術面
領域実施項目確認ポイント
技術的信頼全ページHTTPS化、混在コンテンツの解消、問い合わせフォームの保護ブラウザの警告表示が出ないかを確認する
技術的信頼WAFや脆弱性診断の検討導入要否は自社の運用体制に合わせて判断する
編集・運営担当が整える公開情報
領域実施項目確認ポイント
人間的信頼会社概要に法人名・所在地・電話番号・代表者名・設立年・事業内容を記載記載漏れがないか一覧で照合する
人間的信頼運営者の顔写真・経歴をAboutページへ掲載本人の掲載同意を確認する

04Expertise(専門性)の証明|資格・経歴・実績の見せ方

専門性を示す情報は、記事の題材と関係するものを選びます。資格・経歴・実績は実在する内容と担当範囲を確認し、監修の有無だけで正確さを判断しません。

著者プロフィールに含める確認項目
項目内容実在性の担保
名前・顔写真著者・編集体制と確認できるプロフィールを示します。顔写真や実名の掲載は本人の同意と運用方針を確認します。
保有資格分野に関係する資格を列記資格の正式名称で記載
経歴・実績経歴年数、過去の実績著書・登壇歴・メディア掲載歴があれば追加
専門分野担当する領域を明示記事テーマとの一致を確認
執筆者のみと監修者ありの体制の違い
体制向く場面開示する内容
執筆者のみ担当者が題材の説明と根拠確認を担える場合担当者の分野と確認可能な根拠
執筆者+監修者専門家による確認が必要と判断した場合確認した範囲、担当者、根拠と更新日

著者情報を機械可読に伝える流れ

著者情報を機械可読に伝える流れ著者情報を確認:表示する内容をそろえる。仕様を読む:Articleの公式案内を確認。記述を追加:著者情報をデータにする。検証する:表示内容との一致を確認01著者情報を確認表示する内容をそろえる02仕様を読むArticleの公式案内を確認03記述を追加著者情報をデータにする04検証する表示内容との一致を確認
構造化データを使う場合の手順です。著者情報を表示するだけでなく、ページ内容と記述を一致させます。検索上の特別表示は保証されません。

GoogleのArticle構造化データには著者を記述する方法があります。ページに示した情報と対応させて実装します。 出典:記事の構造化データ - Google 検索セントラル

05Authoritativeness(権威性)の構築|外部評価の積み上げ方

外部で紹介された場合は、誰が何を評価した記事なのかを確認します。言及数だけを権威性の点数にせず、内容と分野の関係を記録します。

外部評価を得る3つの手法の比較
手法具体的な行動得られるもの
業界メディアへの寄稿専門メディアへ記事を提供紹介文と参照先の扱いを媒体側の方針で確認します。
専門家インタビュー・共同調査権威ある人物への取材、大学・研究機関との共同実施各担当者の貢献と、調査・発言の根拠を示します。
サイテーション獲得プレスリリース配信、イベント登壇、調査レポート公開リンクの有無に関わらない社名・サービス名の言及

外部への情報提供を記録する流れ

外部への情報提供を記録する流れ題材を整理:読者に必要な根拠を用意。条件を確認:媒体と公開範囲を確認。情報を提供:寄稿・調査へ協力する。掲載を確認:紹介された文脈を読む。記録を更新:出典と担当範囲を残す01題材を整理読者に必要な根拠を用意02条件を確認媒体と公開範囲を確認03情報を提供寄稿・調査へ協力する04掲載を確認紹介された文脈を読む05記録を更新出典と担当範囲を残す
サイテーションは社名やサービス名などの言及を指します。リンクの有無と掲載内容を分けて記録します。

06Experience(経験)を可視化する5つの手法

ノートパソコンで文章や業務資料を作成する手元
自分たちが確かめた過程と、説明できる範囲を残します。(イメージ写真)写真:Vitaly Gariev / Unsplash
現場の経験を記録にする方法
手法内容掲載時の注意
独自データ・独自調査の公開顧客アンケート、業界実態調査、Before/After事例調査方法と集計条件を併記する
動画・写真による現場記録商品開発の裏側、提供現場、顧客の声写る人・顧客情報の掲載許可を取る
失敗談・試行錯誤の開示失敗から改善への経緯をストーリー化取引先が特定されないよう配慮する
記録を継続して公開する方法
手法内容掲載時の注意
担当者の日々の発信SNSで業務の様子を発信公開情報と匿名化データに限定する
導入事例の分類掲載業種・規模別に分類して掲載顧客の掲載同意と表現の確認を取る

失敗談を信頼につなげる開示の流れ

失敗談を信頼につなげる開示の流れ失敗の記録:何が起きたかを残す。原因の整理:要因を具体的に書く。改善の実施:対処を記録する。結果の開示:改善後の状態を示す01失敗の記録何が起きたかを残す02原因の整理要因を具体的に書く03改善の実施対処を記録する04結果の開示改善後の状態を示す
成功事例だけでなく試行錯誤の過程を示すことで、経験の深さが伝わります。

07E-E-A-T運用で避けるべき5つのミス

避けるべき運用と代替の実務
ミス問題となる点代替の実務
実在しない経歴・資格根拠を確認できないプロフィールになる筆名や編集部名を使う場合も、運営主体と確認できる担当情報を示します。
引用元なしの断定的な数値根拠を検証できず信頼を損なう一次資料へのリンクを付け、確認できない数値は書かない
専門外テーマへの安易な進出専門性の証拠が薄まりテーマが拡散する専門領域に集中し、範囲外は監修・取材で補う
AI量産記事のそのまま公開低品質な大量生成はスパムポリシー上の問題になり得る人間の編集・検証を前提とした補助的な利用に留める
古い情報の放置内容が陳腐化し誤情報になる恐れがある定期見直しと最終更新日の明示を運用に組み込む

古い記事を見直す定期運用の流れ

古い記事を見直す定期運用の流れ対象記事の抽出:最終更新から期間で絞る。内容の点検:制度・データの陳腐化を確認。差し替え:最新の根拠へ更新。更新日の明示:最終更新日を表示01対象記事の抽出最終更新から期間で絞る02内容の点検制度・データの陳腐化を確認03差し替え最新の根拠へ更新04更新日の明示最終更新日を表示
制度や仕様の変更など、記事を見直す条件と担当者を決めて運用します。

Googleは、ユーザーへの価値を加えず順位操作を主目的として大量のページを作る行為をスパムポリシーで扱っています。 出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル  |  Documentation  |  Google for Developers

08E-E-A-T改善のロードマップと記録・照合の実務

基盤・記事・外部での紹介の順に担当と期限を決めます。固定の日数で順位が改善する計画ではなく、作業の完了と検索データの変化を別に確かめます。

3フェーズで進める改善計画の流れ

3フェーズで進める改善計画の流れ第1フェーズ:基盤整備を行う。第2フェーズ:既存記事を強化。第3フェーズ:外部評価に着手。測定と記録:検索データと作業を記録01第1フェーズ基盤整備を行う02第2フェーズ既存記事を強化03第3フェーズ外部評価に着手04測定と記録検索データと作業を記録
基盤→内容→外部の順で進め、最後に変化を記録して次の計画に反映します。
フェーズごとの作業内容の対応
フェーズ作業内容完了の判断材料
第1:基盤整備運営者情報の開示、SSL化、ポリシー類の更新、著者プロフィール整備確認リストの全項目に記載があること
第2:コンテンツ強化アクセスの多い既存記事から著者明記・監修追加・最新情報への差し替え・体験の追記リライト済み記事の一覧が更新されていること
第3:外部評価業界メディアへの寄稿、プレスリリース、ビジネスプロフィール整備言及・被リンクの記録が残っていること
継続運用で記録・照合する項目
記録項目確認手段照合の目的
表示回数・掲載順位Search Consoleの月次記録施策前後の変化を自分で照合する
リライト実績更新履歴の一覧計画とのずれを確認する
外部言及・被リンクメディア掲載の記録掲載内容と担当範囲を確認します。数を順位スコアにはしません。
独自調査の公開実施時の公開・更新記録一次情報の蓄積を確認する

相談前に、自社の会社概要ページの現状、著者情報の掲載状況、主要記事の最終更新日を控えておくと、改善の優先順位を具体的に検討できます。

自社の状況を相談する

Search Consoleでは検索クエリやクリック、表示回数、掲載順位を切り口別に確認できます。これらはE-E-A-Tの点数ではありません。 出典:検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定 - Search Console ヘルプ

株式会社オフィスVONDS 代表取締役 小沢宗弘

AUTHOR & EDITOR

原著:小沢 宗弘

山梨県甲府市を拠点に、ホームページ制作・SEO支援・Web広告運用に取り組んでいます。

再編集:株式会社オフィスVONDS
原記事の実務論点を保ち、根拠を確認できない成果数値や断定を除外しました。公式資料が支える仕様と、編集上の作業提案を区別しています。

代表プロフィール・会社案内

参照した一次資料

実務の進め方はVONDS編集部の整理です。本文で参照した仕組み・手順は、次の公式資料で確認しています。

  1. 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル  |  Documentation  |  Google for Developers確認日:2026年9月7日
  2. Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル  |  Documentation  |  Google for Developers確認日:2026年9月7日
  3. 検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定 - Search Console ヘルプ確認日:2026年9月7日
  4. 記事の構造化データ - Google 検索セントラル確認日:2026年9月7日

LET’S MAKE YOUR WEBSITE

次は、あなたの仕事を
伝えるサイトへ。

まだ言葉になっていないご相談も、
一緒に整理するところから。

制作について
相談する

LET’S TALK

どんなサイトに
していきましょうか。

入力内容を確認した後、メールアプリで送信を確定してください。この画面から自動送信・保存は行いません。

制作実績の実画面

枠内を上下にスクロールできます。
撮影時点の画面のため、画像内のリンクは動作しません。